足の臭いと素材の関係「靴下」は素材選びが重要!

繊維と匂いの関係

足のニオイが気になる方は、靴下の素材から見直してみるのがおすすめです。

汗をかきやすい夏場だけでなく、冬場やエアコンの効いた室内でも足の臭いが気になる方は多いでしょう。

実は、靴下や靴の中は高温多湿になりやすく、臭いのもととなる常在菌が増えやすい環境です。

今回、靴下に使われる素材の特徴について詳しくまとめました。臭いにくい靴下を探している方は、ぜひ素材選びの参考にしてみてください。

靴下の臭いと素材の関係

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靴下や足の裏、靴が臭いを発する原因は、常在菌と汗にあります。

足の裏は非常に汗をかきやすい部位で、何もしていなくても微量の汗をかいています。

ただし、汗そのものは無臭です。

汗をかくと靴下や靴の中は高温多湿になります。すると、足の裏の皮脂汚れや古い角質を食べる常在菌の働きが活発になります。

この常在菌が角質などを分解する際に、臭いの原因となる悪臭が発生します。

つまり、汗で高温多湿になる=常在菌が増え臭いが発生するのです。汗による湿気を素早く逃がすことが臭いを抑えるポイントになります。

靴下を選ぶ際に、汗をよく吸収しすばやく蒸発させる素材を選ぶことがポイントです。

とはいっても靴下の素材には沢山の種類があるので、素材の特徴について詳しくご説明していきます。

素材は主に2種類の繊維に分類される

靴下に使われる素材を分類すると「天然繊維・合成繊維」の2種類に分類できます。

その中で、最も臭いにくい素材は天然繊維です。

天然繊維の原料は主に植物や動物の毛で、綿や麻、羊の毛といった素材を加工し製造されています。汗をよく吸うほか通気性も良い素材もあり、臭いにくい素材としては最適です。

対して、合成繊維の主な原料は石油です。素材が安価で型くずれしにくいなどの理由で、現在市販されている多くの衣服や靴下は合成繊維が利用されています。ただし、吸湿性が低いため、多くの汗をかくと吸収しきれず、臭いの原因となる高温多湿になりやすい素材です。

臭いにくい靴下を選ぶ際は、天然繊維で作られた靴下がおすすめです。

素材別の特徴

靴下の素材は天然繊維が向いているとお話しましたが、天然繊維や合成繊維には沢山の種類があります。

多くの方におすすめできる臭いにくい靴下の素材はコットン(綿)です。

吸水性や吸湿性に優れ、通気性も良いので、靴下や靴の中の湿気を抑える効果があります。

素材を確認する際は、靴下のタグや外袋に素材欄にコットン30%、ポリエステル70%などのように記載されています。多くの靴下がいくつかの素材を組み合わせて作られています。

これからご紹介する素材別の特徴も参考にしながら、自分にあった靴下の素材選びの参考にしてみてください。

【天然繊維】コットン(綿)

吸水性と吸湿性に優れるコットン繊維

綿(ワタの種子)を原料に作られるコットンは、吸水性が高く肌触りもよい天然繊維。

発色がきれいなので、色物の衣服に使われることが多いです。

汗をよく吸い通気性の高い素材なので、臭いにくい靴下の素材として最適といえます。

綿を使った消臭靴下|ビジネスソックスフットカバーソックス

一方で、洗濯するとちぢれやすく、色落ちしやすい点に注意が必要です。合成繊維と組み合わせることで、洗濯しても消臭効果が落ちにくいように工夫された靴下もあります。

【天然繊維】リネン(麻)

繊維が空洞になっており吸収性が高いリネン繊維

リネンは麻を原料にした素材で、リンネルと呼ばれることもあります。

繊維の中心が空洞になっており通気性に優れることから、夏場などの汗を大量にかく季節に最適な素材です。

コットンに比べ肌触りはややチクチクしていますが、足は他の部位に比べて皮膚が厚いので違和感を感じづらく、臭いにくい靴下の素材としておすすめです。

【天然繊維】ウール

吸湿性に優れ保温性能も高いウール繊維

ウールは、羊の毛を原料に作られる素材です。繊維自体がちぢれており、高い伸縮性を持ちます。

吸湿性が高い素材ですが、ちぢれているので繊維同士の隙間が広いため熱がこもりやすいのが特徴です。

汗自体はよく吸うほか、熱を逃がしにくい暖かい素材なので、冷え性の人や冬場に最適な素材といえます。

【天然繊維】シルク(絹)

高級感があり吸水性も高いシルク繊維

高級素材として有名なシルクは、繭玉から作られる植物繊維の一種です。

吸水性と発散性に優れていますが、湿気を内部に溜め込みやすいため、夏場や汗をかきやすい人は向いていません。

肌触りが非常によく、高級感のある光沢感も魅力の素材です。ただし、素材が高価なこともあり靴下の素材としてはあまり普及していません。

【合成繊維】アクリル

発色が良く頑丈なアクリル繊維

合成繊維のアクリルは、素材自体が軽く害虫やカビなどに強い素材です。

肌触りや発色がコットンに似ており、代用品として使われています。肌触りを高める目的で、他の素材と組み合わせて利用されていることも多いです。

アクリル繊維自体は吸水性や発散性が低く靴下の中がこもりやすいため、靴下の素材にはあまり向いていません。

【合成繊維】ナイロン

乾きやすいが吸水性が低いナイロン繊維

合成繊維として古くから利用されているのがナイロン繊維です。

絹に近い素材で、害虫やカビに強く弾力性も高い素材です。素材の強度が高いのでスポーツウェアやストッキングの素材としても広く使われています。

乾きやすいものの吸水性が低いので、汗をかきやすい靴下の素材には向いていません。

【合成繊維】ポリエステル

シワになりにくく頑丈なポリエステル繊維

ポリエステルは、世界で最も普及している合成繊維です。

種類を問わず多くの衣服に利用されており、製造過程で扱いやすく安価なので、他の素材と組み合わせて利用されることも。シワになりにくく洗濯してもよれにくいのも特徴です。

吸水性や発散性が低いため靴下の素材には向きませんが、天然繊維と組み合わせることで消臭効果と強度を高めた靴下もあります。

【重要】素材の割合をチェック!

天然繊維の割合が多い靴下を選ぶ

ここまで素材の特徴について見てきました。靴下の素材には、ウールやコットン、リネンなどの天然素材が向いています。

注意したい点は「コットン配合の臭いにくい靴下」と書いてあっても、原料のほんの一部しか使われていないケースがあることです。靴下は天然繊維と合成繊維を組み合わせて作られることが多く、素材のほとんどは合成繊維とということも多いです。

おすすめは、成分の割合が半分以上、天然繊維で作られた靴下です。もちろん、100%天然繊維の靴下も消臭効果が高いものの、洗濯の際に繊維が壊れてしまい消臭効果が長続きしないことがあるためです。

素材の割合をチェックして、天然繊維の割合が高い靴下を選ぶようにしましょう。

汗をよくかく人はインソールも工夫して!

汗をかく夏場や一年中汗をかきやすい人は、インソールも工夫することで足の消臭効果を高めることができます。

特にスニーカーや革靴などの湿気が逃げにくい靴の場合は、靴下だけでは十分な防湿効果が発揮されず、靴底に湿気が残ることがあります。靴自体が臭いのは、靴の中で常在菌が繁殖してしまうのが原因です。

通気性にすぐれた消臭インソールを利用することで、靴を脱いだ後の湿気を素早く逃し、常在菌の活動を抑えることができます。

消臭効果の高い中敷き|防臭インソール

定期的にインソールを洗濯することも臭いを抑える効果があります。インソールを清潔に保つことで、常在菌やカビなどの繁殖を抑えることに繋がります。

まとめ

ここまで、足の臭いと靴下の素材の関係をご紹介してきました。コットンなどの天然繊維は、常在菌の活動を抑え、最も消臭効果が高い素材です。靴下の素材選びは、足の臭いに大きく影響します。

足の臭いと素材の関係をまとめると次のようになります。

・臭いの原因は汗と常在菌の働き

・おすすめの素材は天然繊維のコットン(綿)

・合成繊維の割合が少ない靴下選びがポイント

・汗をよくかく人はインソールも工夫する

・インソールも定期的に選択する

足の臭いが気になる方は、上記のポイントをふまえて、素材を意識した靴下選びをしましょう。

足はなんで臭うの?実は…間違ったニオイ対策で悪化してるかも

足のツンとした臭いやムッとした靴の臭いは、なぜ発生するのでしょうか?原因は、汗を分解する細菌の繁殖にあります。

「仕事中、足の臭いが気になる」「何度洗っても足の臭いが取れない」など、体臭や加齢臭と並び、足の臭いを気にする方は実は非常に多いです。

そこで今回、足の臭いの原因とすぐに始められる対策について、詳しくご紹介します。

普段何気なく行っていることが、かえって臭いを悪化させているケースも多いので、ぜひ本記事を参考にニオイ対策を見直してみてはいかがでしょうか?

足の臭いの主な原因は「雑菌の繁殖」

足の臭いのほとんどは「雑菌の繁殖」が原因。そこでまずは体の細菌について、ご説明します。

皮膚にはたくさんの種類の細菌が定着しており、一般的に常在菌や雑菌とも呼ばれることもあります。

こうした細菌はミクロンレベルのサイズですので目に見えず、病気の原因にもなることから、多くの人は「雑菌は体に悪いもの」「菌は不衛生な場所にいる」と思われがちです。

ただ、体から細菌を全て追い出すことは不可能であり、仮に出来たとしても本来行うべきではありません。

実は、皮膚に付着している多くの細菌は無害なのです。それどころか、細菌のおかげで皮膚を弱酸性に保つことができ、病原菌やウイルスから肌を守り、乾燥や余分な皮脂の分泌を抑える働きまであります。

その中の一部の細菌の働きによって臭いが発生してしまうのですが、実は裸足だとほとんど足は臭くなりません。足の臭いが強くなりがちな次の3つのシーンから、臭いの原因について考えてみましょう。

靴を履いた足から、ツンとした臭いがする

ランニングやスポーツ後、中には通勤で歩いているだけでも、足からツンとする鼻を刺激する臭いが気になる方もいるでしょう。

その原因は、足から分泌される汗と細菌の働きです。足の裏は非常に汗をかきやすい部位で、背中の10倍ほどの汗腺が存在すると言われます。

この汗自体に臭いはなく、汗に含まれる成分を餌とする常在菌が活発になることで異臭を放ち、あの異臭が発生します。臭いを発生させないためには、足の汗の分泌を減らすか、放置せず素早く拭き取ることが重要です。

脱ぎたての靴や靴下のムッとした臭い

靴の中からツンとした臭いやムッとした臭いがするという方は、先ほど説明した足の裏の細菌が靴に定着している可能性があります。

足の裏から落ちた角質や汗が靴に付着すると、汗を求めて細菌が靴に移動します。特に、革靴やブーツなどの通気性が悪い靴は内部に湿気が溜まり、より細菌が繁殖しやすいので注意が必要です。

そのため、長時間靴を履くシーンでは、できるだけ厚手の革靴やブーツを避けるようにしましょう。意外とスニーカーも湿気が溜まりやすいので注意してください。

疲労やイライラしたときの足の臭い

ときどき、独特の異臭を放つアンモニア臭を足から感じる方もいるでしょう。通常、アンモニアは体内で分解され、尿と一緒に排出されます。

しかし、体に疲労やイライラが蓄積すると、肝臓や腎臓の活動が弱くなり、体内にアンモニアが蓄積していきます。

分解しきれないアンモニアは血液に流れ出たのち、足の裏などから汗として分泌され、独特のアンモニア臭を発生させるのです。中でも、足がむくみやすい方や座りっぱなしの仕事の方は、足にアンモニアが溜まりやすいです。

むくみをほぐすマッサージを活用したり、時折立ち上がって血流を止めないように工夫するようにしましょう。

足の臭い対策「すぐに始められること5つ」

ここからは、足の臭いを少しでも抑えるための方法をご紹介します。

普段、行っているニオイ対策や何気なく行っていることが逆効果になっていることも多いので、ぜひ5つの対策を確認し、習慣から見直してみてください。

ゴシゴシ洗いは逆効果!足を洗いすぎないで

足の臭いを落とすために、必要以上に足を洗いすぎていないでしょうか?例えば、毎日硬いブラシでゴシゴシ洗ったり、何度も石鹸をつけて洗ったりすることで、かえってニオイ菌が増えているかもしれません。

細菌が増えることで足の臭いはひどくなりますが、洗い過ぎはかえって足の裏を傷つけ、皮膚の持つ弱酸性の性質も保てなくなります。その結果、足の裏では細菌が繁殖しやすい環境ができてしまい、より臭くなっているケースが考えられます。

足は手の平と石鹸の泡で、指の隙間までくまなく洗ってください。この際、洗顔や体を洗うのと同様に、こすりすぎないようにしましょう。

かかとなどの角質が気になる方は、週に1回程度を目安に角質落としのブロックなどを活用してください。

ストレスを溜めない生活が大切

ストレスを溜めない生活は、足の臭い対策として大切です。仕事を早めに切り上げ、お風呂にゆっくり浸かり、たっぷりの睡眠時間を確保するのが理想。

全てを実現するのはなかなか難しいかもしれませんが、少しでもストレスを溜め込まないような生活を心がけましょう。

体臭や足の臭い、加齢臭などを気にしすぎるのも、大きなストレスに繋がります。自分が意識しているほど周りは他人の足の臭いを気にしていないので、ニオイ対策を行ったあとはあまり考えすぎないのもポイントです。

毎日同じ靴を履かない

靴の履き方として、「1日履いたら2日休ませる」という言葉を聞いたことはないでしょうか。これは靴を清潔に保つために、非常に有効な方法です。

靴の数が少ない方や出張で連日同じ靴を履くといった場合は、靴を一晩風通しの良いところに干しておき、内部を十分に乾燥させてください。

さらに、どうしても臭いが気になる方は、冷凍庫で靴を冷やすという方法があります。臭いのもととなる細菌は低温環境に弱いため、ビニール袋などに入れて一晩冷凍庫で冷やしてみるのも有効ですよ。

制汗スプレーの使いすぎ

適度な制汗剤の使用は、ニオイ対策に効果的です。一方で、ニオイが気になるたびにスプレーするのは、かえって逆効果です。

足の臭いの原因となる細菌は、空気中や床から足へ付着するケースがあります。こうした菌類は悪玉菌などと呼ばれますが、普段は皮膚にいる細菌の働きにより退治されるのであまり影響がありません。

制汗剤には細菌を死滅させる成分が含まれており、こうした悪玉菌を倒すはずの細菌まで減ってしまいます。それにより足の裏で新たな悪玉菌が繁殖し、臭いが悪化する原因となったり、肌荒れを引き起こすことに繋がります。

制汗剤は用法をよく守り、基本的には1日1回の使用に抑えるようにしましょう。

靴下を変えてみる

最後に、足の臭い対策として靴下を変えてみるのもおすすめです。普段何気なく履いている靴下ですが、ほとんどの靴下は臭いを防ぐどころか、かえってニオイ菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいがちです。

汗により靴下や靴の中の湿度が高くなり、結果的にニオイ菌が繁殖してしまうためです。

そこで、靴下を消臭効果のあるものや通気性に優れたもの、汗多くかきそうな日にはしっかり汗を吸う厚手のものを履くようにしましょう。

消臭靴下を活用してみよう

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